【2/14練習試合】2014阪神タイガース春季キャンプ@宜野座村野球場
2014/02/26この日は晴天という予報だったものの、午前中は雨に。 午後から始まる練習試合の際には、雨も上がり晴天が見られました。 練習風景 右ひじ痛の関係で別メニューの西岡選手は、小雨の降る中、早朝から1人特守。 続々と球場に到着する…
一度、地方球場(年1回くらいしか開催されない球場)で観てみたいと思い、比較的都内からも行きやすい草薙球場へ行きました。
【横浜DeNAベイスターズの選手の来場待ち】
日差しは強くないのに湿度と気温が高く、汗がとめどなく流れる過ごしにくい天気。11時半に球場に着いたところ、入り待ちの人が、我々しかいないという意外な状況でした。
12時~1時くらいに、藤井投手、宮崎選手&白崎選手、黒羽根選手が、それぞれ静岡駅近くのホテルからタクシーで球場へ乗り付けました。球場入口前の選手が乗り付けるゾーンの脇に階段があり、ファンはその階段の上の柵までしか近寄れないという状況。
その後30分ほど間があいたので、ちょうど上半身裸で歩いてきた用具係の入来さんに、友人T氏が「他の選手はもう来ますか?」と尋ねた所、「ホテルに1時50分集合だからぼちぼちくるんじゃないかなー」とのこと。
このあと入来さんは我々がいた場所の後ろにあったベイブルース像と沢村栄治像の前でスタッフさん達と記念撮影をしていました。大変のどかなのも地方球場ならでは。
教えて頂いたとおり、2時10分頃には2台のベイスターズバスが到着。
ファンが立ち入れるゾーンの柵からバスまでは数mの距離があったものの、充分近いレベルでした。皆すでにユニに着替えた姿で乗り付け。
最初にでてきたモーガン選手に、2人で声かけご挨拶。「あれ、ここまで来たの?」的に驚かれ、謎のお辞儀を笑顔で何度もをされました。
※このお辞儀、翌日ハマスタでも金城選手相手に乱発してたので、一時的なブームだった模様です。
最後に荷物を取りにきた鶴岡選手に、友人が呼びかけてこちらを向いていただき、含み笑いの笑顔に加え手を振っていただいて満足しました。
多村選手は重なって奥側にあったバスにいたので、全く見れず残念。
それにしても、周りに数人しかベイスターズのバスを見に来ているファンの方はいなかったうえ、選手に声をかけたり手を振ったりしている人が(我々以外に)皆無という状況でした。
この後、近くのすき屋にてさくっと昼食。他にあまり飲食できる場所がなかったので、観に来たファンでだいぶ混雑の店内でした。
【阪神タイガースの選手の来場待ち】
阪神側の選手は15時前にまずマートン選手がタクシーで乗り付け。つづいて15時過ぎに2台のバスが到着。
草薙球場は、一応DeNAベイスターズがホームチーム扱いなのに、やはりというべきか、遥かに阪神ファンが多く、入り待ちのファンも、先ほどのベイ選手来場に比べたら非常にたくさんいました。
新井良太選手と今成選手
坂選手
能見選手など
能見選手と俊介選手
新井貴浩選手
どれだけ阪神ファンが叫ぼうが、新井良太選手以外、誰もファンの声援に反応しない選手たちには、ベイに慣れている身としてはなかなか衝撃でした。
そもそも大人気球団だからか、ファンサをあまりしない球団主義のようで、「サイン入りユニ着てる阪神ファンいないでしょう」という話を聞き納得。
静岡版スターマン。お茶と富士山!でもグラウンドで彼の姿を見かける機会はなく。
【ビジターチーム(阪神)練習】
地元出身、加藤康介選手
久保康友選手
松田遼馬選手
鶴直人選手
鳥谷敬選手がティーバッティングに出てきたので、友人と1塁側ベンチ上ネット際に張り付き、写真を撮り始めたところ、ふとリアクションをされた気がするので、周りを見渡すと、我々以外にDeNAサイドから阪神練習を張り付きで観ているファンは誰もいなかったという状況でした。
なぜベイファンが自分を撮りまくるのかという思いだったのか、もしくは、ハマスタで同じことがあったなというデジャブを思い起こさせていた可能性も、もしかしたらあったのかもしれません。
こちらはハマスタでの阪神練習中のティーバッティング
以下、草薙球場にて。
坂選手、楽しそうです
新井良太選手。すでに小雨がパラついていました
浅井良選手
桧山進次郎選手
今成亮太選手
伊藤隼太選手を見守る清水誉選手
【ホームチーム(横浜)練習】
阪神の練習が終わり、ベイスターズのアップを見学しました。
ハマスタとはベンチ付近の構造が違うので、この日は全員で1列に並んで柔軟していて新鮮でした。
笑顔の金城選手
声援に会釈で応えます
アップの様子。
山崎選手、後藤選手
宮崎敏郎選手
内村選手
鶴岡選手
山崎選手
急に雨足が強くなったかと思ったらキャッチボールが始まりしばらくした瞬間、凄まじい豪雨!!
一瞬で「これはやばい」というレベルの雨。そのため、選手たちもダッシュでベンチへ。戻り際、山崎選手が笑顔で「わー!すごい雨ー!」と叫んでいて微笑ましかったです。
残念ながら、この後、DeNAベイスターズの選手を再びグラウンドで見ることはありませんでした。
【豪雨中】
傘をさしてても関係ないレベルで一瞬で洋服を全部水に浸したような感じに。向かいの阪神べンチの様子がよく見え、たまに選手が出て来て雨の様子を確認していました。
福留選手が1塁側べンチに向かって、大きく「×」のジェスチャーをしたあと、スライディングのポーズをしていましたが、この日先発予定だった藤井秀悟選手のブログに回答が。「福留に雨なんだから出て来てスライディングやれよ!と振ったら、大きく×で返された」とのこと。
結局、1時間ほど豪雨のなか待ったあと、試合開始の18時頃に雨がぱたりと止みました。そして「みなさん、大変長らくお待たせいたしました!」とのアナウンス。
これは、やれるんだ!と観客が期待した瞬間、「グラウンド事情により、本日の試合は中止です」という続きが。しばらくブーイングと、なぜか「キヨシでてこいや!」という怒号がなりやまず。
その後、阪神ベンチには選手たちがちらほら出てきます。 笑顔の新井良太選手や坂選手
西岡選手に伊藤隼人選手が促されベンチ外に、大盛り上がり!
ヒットを打ったていで ベースランニング
最後は雨が溜まったブルーシートへのヘッドスライディング!
迎える選手たち その後全員でグラティ!
これは観客の良いガス抜きになりました。「横浜もやれよ!」とのヤジも結構飛んでいましたが、誰もベンチにすら出てこず。DeNAサイドがホームチームのはずなのに、阪神が助け舟を出してくれたような形に。
【選手見送り】
ちょうど帰途につくタイミングで阪神バス2台と横浜バス2台が脇を通ったものの、球場からでる幹線道路が渋滞していたため、しばらく足止め。
少し前に阪神バスがあったので歩いて行くと、ちょうど目の前に鳥谷選手の座席が。
カーテンも開けていたので、我々が手を振ったところ、本当に色んな要素が重なった偶然だと思いますが、微動だにしていなかった鳥谷選手がたまたま一瞥をくれ、「ギギギ…」と擬音が聞こえそうなお辞儀をしてくれました…!いつもと変わらず全くの真顔なのでサイボーグのようにしか見えなかったものの。
近くにいた阪神ファンの方々からも、「おおー、トリタニが動いた!」との声が上がり。おそらく、ベイユニの青色が、黄色や白黒の中で目に付いて一瞥しただけだと思いますが、大変嬉しかったです。