【2/14練習試合】2014阪神タイガース春季キャンプ@宜野座村野球場
2014/02/26この日は晴天という予報だったものの、午前中は雨に。 午後から始まる練習試合の際には、雨も上がり晴天が見られました。 練習風景 右ひじ痛の関係で別メニューの西岡選手は、小雨の降る中、早朝から1人特守。 続々と球場に到着する…
前書き
なんとなく、野球とは縁があったもののどっぷりハマる機会はないままでした。
以前、会社勤めをしていた頃は、自社広告を球場や野球関係の番組に出稿したり、いま思えば貴重な経験をさせてもらっていました。
その関係で、東京ドームや神宮球場に招待してもらったこともあるけれど、特に好きなチーム・選手がいるわけでなく、野球を観ながらでビールを飲むのは気持ちがよいな、というレベルで。(いま思えばもったいない)
そんな中、比較的好きといえる選手が多村仁志選手でした。
ただ、気になり始めてからすぐに福岡ソフトバンクホークスに移籍してしまい、現地で観る機会がないまま早や数年。
その多村選手が、横浜に戻ってくると知って、2013シーズンは、ぜひ現地で観なければと決意していました。
ハマスタ初観戦
この2013年5月10日が自身にとって初の横浜スタジアムでの野球観戦となりました。
開門と同時に入場し、まずは巨人の選手が練習を行っている様子を見守ります。試合開始の1時間前ほどになると、横浜DeNAベイスターズの選手が軽いアップを行うため、ベンチから出てきはじめます。
選手が一同に目の前にいるのは、なかなか壮観。巨人は、ホールトン選手が先発。多村選手はベンチスタートでした。
試合はお祭りのような怒濤の展開。ジャイアンツに7点差を付けられて負けているものの、あまりベイスターズの選手に悲壮感もなく、なんとなく追い上げムードがあったのが不思議でした。
多村選手は代打で7回から出場し、1打席目にいきなりツーランホームランを叩き込む!その後続いてモーガン選手もソロホームランで一気呵成。
こんなにすぐ多村選手のホームランを観れるなんて、もう充分観に来た甲斐があると感動していたら、それだけで終わりません。代打から引き続き守備に入った多村選手は、2打席目もヒットでチャンスを作っていました。
8回にはベイスターズが満塁のチャンス。中村紀洋選手に打席がまわるという一気に逆転ムードが高まる展開に。
巨人の山口選手も素晴らしい球を投げていた中、ここで打てないと、さすがに逆転はないか…と誰もが思った中で、結果、中村ノリ選手が三振に。
試合は9回裏1点を追う場面で、1塁における微妙な判定があったものの、塁に2人を出す展開。
そして、多村選手に打席がまわります。1塁側外野スタンドを中心とした、「大きな声で、多村ー!」の応援の声の大きさに鳥肌が立ちました。
2回空振りで追い込まれたあとのフルスイング。一直線に、ライトスタンドに突き刺さるサヨナラ3ランホームラン。言葉もない、というか、気づいたら勝手に涙が出ていました。
試合後
球場から出てきたファンに向けて、セカンドヒーローインタビューということで、モーガン選手と高城選手が呼ばれていました。モーガンは日本酒の四合瓶を持って突入して観客の笑いを誘っていました。
観戦後の横浜ファンが口々に、「すごい試合だった」「来てよかった」と言っていたのが印象的な、素晴らしく面白い試合でした。
ハマスタ初観戦がこのような状況だったので、この後、加速度的に横浜スタジアムを中心とした球場通いを始めることとなった次第です。